代表取締役 池永 力
TSUTOMU IKENAGA
当社の池永力は子供の頃から食道楽だった両祖父に、中国の宮廷料理や京料理等を勉強させてもらった事もあり、ごく自然に食に関心を持ち始めました。深く調べて行くうちに、戦後急速に我が国の食に変化が起き、もどき食品や原材料不明食品が多く現れた事を知りました。
例を挙げればきりが無く池永は警戒心を持ち始め、故郷の尾道に「家族に食べさせたい食品」を扱う会社を起こしました。小さくても地域に信頼されるオンリーワンの会社を目指しました。
当時、「良い食品を作る会」の会員さん等、同じ志を持って頑張ってきた本物の食品会社はまだ多く存在しましたが、1社、1社と廃業されてきたのも現実です。本当に残念でした。本物の商品を扱うという事は商売としては中々難しいのが現状でしたが、ここまでやってこれた事を心から感謝しております。
がんこ屋は、最初は「野生の珈琲」を扱う会社からスタート致しました。日本での流通の少ない標高1500m 以上の山に自生する珈琲を収穫から半年以内の期間限定鮮度最優先、低価格で提供してまいりました。
そして、長年の研究で、平成7年に祖父が中国人の張さんに屋台を奨めた元祖の尾道ラーメンを歴史に忠実に再現致し、本格的ラーメン事業への展開となりました。がんこ屋は食材卸だけではなく、広島市内での尾道ラーメン専門店での経営経験を生かし、ラーメン専門店、飲食店のプロデュース、フードコーディネートなど、お客様と二人三脚で歩む応援体制を取っております。現在はこだわりの商品も少しずつ増え、多くのお客様から嬉しいお言葉を頂いております。
本物が当たり前に認められる時代は必ず来る事を信じ、今後とも豊な食を提案してまいります。
尾道がんこ屋をどうぞよろしくお願い致します。